沖縄県名護市にある「芸術学博士 大城ナミ琉球舞踊技法工房」のホームページです。


様々な想い・・・

  • TOP  > 
  • 様々な想い・・・

理研という科学者集合体に疑問

私は、先ごろ話題になったスタップ細胞にまつわる理研という科学者集合体の一機関の対応に疑問を持つ。
理研の、いや、われわれ一般の人々も思い出そう。
「ニュートンの理論は、電気や磁気現象が発見されるまでは、自然現象を記述する究極の理論だと考えられていた。電気や磁気の現象が発見されて初めて、ニュートンのモデルが不完全で、限られた範囲の現象、つまり鋼体の運動にしか適用できないことが明らかになったのである。限られた範囲の現象の研究からは、現象の部分的な性格しか分かってこないことも、理論が近似的になってしまう理由のひとつである。前もって、何処に限界があるかを知ることが出来ないので、理論の近似性はかなり微妙な問題だと言えよう。限界は経験を通してしか把握し得ない」(『タオの自然学』より引用)、ということを!
古の巨星達はいみじくも言っている。
不確定性原理のハイゼンベルグは
「その言葉や概念が、いかに明白に見えようとも、限られた範囲にしか適用出来ない」、また、アインシュタインは
「数学の法則が現実に当てはまる限り、それは正確ではない。正確であれば現実には当てはまらない」、と。
かのギリシャのソクラテスは
「自分が何も識らないことをわたしは識っている」と言う。
何が言いたいかといえば、この宇宙の「自然現象の全体を正確に」物理学の分析方法や論理によって説明することは出来ないということだ。小保方さんのスタップ細胞のモデルは、限られた範囲の現象かも知れない。彼女の言う「コツ」もその一つかも知れない。しかし彼女のその限られた範囲の実験では存在を確認していると言うのだ。どのような限られた範囲で彼女がその現象を確認したのか、理研はまずその範囲で、実験をして見るべきだと思う。これは、ニュートン的発見かも知れないとは思えないのか。
現代物理学ではニュートンからアインシュタインまで、実験、論争がくりかえされながら、限られた範囲というものを拡張してきたではないか。「ニュートンのモデルが『間違っている』とか、量子論・相対性理論が『正しい』ということではない。どんなモデルでも近似的で、ある範囲の現象にしか有効性を持たない。適応範囲を超えてしまえば、自然を十分に説明できなくなる。その時には古いモデルを取り替えるか、若しくはその近似性を高めて適用範囲を拡張する新しいモデルが必要になる」(『タオの自然学』より引用)。
繰り返して言いたい。現象説明の手順に起こった不手際は科学者として許されないことではあると思うが、あくまで彼女への糾弾(今の彼女へ仕打ちはそうとしか思えない)は「現象説明の手順に起こった不手際」でされるべきではないか。理研はスタップ細胞現象をまずは彼女の限られた範囲での確認をしてみるべきだ。科学の大きな発見につながることかもしれないのだ。潰さないで欲しい。

上に戻る


カテゴリ